電子メールで来た注文のデータを蓄積し、今後の経営に活かすにはどうすればいいか教えてください。
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インターネットを経由して発生した注文データは、そのまま社内のデータとして活用し、さらに、販売に役立つデータ分析をすることによって販売計画を立てたり、ワンツーワンマーケットの構築などに役立てる事ができます。
1.注文データの活用
電子メールで受けた注文データは、自社のデータとして直接活用することができます。受注後の売上、出荷を管理する業務システムとシームレス(再入力を行わない)にリンクさせて、自動入力比率を向上させます。
2.顧客データ分析
注文データは、データベースを構築して管理できるようにします。そしてできればいろいろな角度から分析できるように分析ツール(ソフト)を用意します。ただし高価なシステムを導入するのではなく、注文データのフォーマットやキーワードを定め、スプレッドシートに変換できるような「しかけ」が便利です。大切なことは、そのデータを活用し分析し、なんらかの法則や傾向を見つけ発見することです。そしてそれをプロモーション計画として実行し、その結果を評価しデータへ反映させる、このプロセスを繰り返すことでデータの精度が向上し、経営に活かすためのスキルも上がって行きます。
具体的な分析方法には、さまざまな統計解析やデータ分析手法があります。RFM分析は、注文データからお客様の最新購入履歴、累計購買回数、累計購買金額を分析します。最新購入履歴からは購入の変化または傾向を見つけ事前にお客様にアナウンスしたり、商品の案内などの活動に役立てることが出来ます。累計購買回数からは新規顧客や優良顧客を把握することができるので、囲い込みやワンツーワンマーケートに利用できます。累計購買金額も同様に優良顧客や休眠顧客の把握、購入傾向、高値・安値などによってセールなどに役立てる事ができます。この他に商品と顧客の関係などに着目する方法もあります。
また、発信日付、時刻を管理することで、Webページのプロモーション、バーゲンなどの実施計画に役立てることもできます。例えば注文がある時間に集中しているのであれば、その数時間前に情報を更新することで、最新の商品や価格を提供できます。
さらに、メールマガジンを発行し、お買い得情報や新商品の案内をすることによって、Eメールを利用したマーケテイングに活用することも事できます。
関連URL
スプレッドシート http://yougo.ascii24.com/gh/63/006308.html
CRM http://yougo.ascii24.com/gh/77/007731.html
RFM分析ガイド http://www.imssnet.com/pr/04kokyaku-kanri/11rfm.html
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