ホームページで顧客や販路拡大をしたいと考えています。どのようにすればいいですか。
A インターネットはIT革命の核となる情報基盤です。機械・装置的な側面から見ると投資額も少なく、中小企業にとっては大変魅力的な経営資源といえます。
ホームページによる顧客や販路拡大についての相談も多く寄せられています。そのポイントはたくさんありますが、まず次の2点を考えてください。
1.ホームページをつくる
「自分(自社)でつくる」か「外部の専門家につくらせる」かの選択が鍵になります。自分でつくる場合は費用負担が楽ですが、労力負担が大変です。専門家につくらせる場合は応分の費用負担が発生します。また、意見調整に思わぬ時間がかかることも予想されます。それぞれ一長一短があります。
2.ホームページを見てもらう
単独でインターネットにホームページを開設する方法と、仮想商店街と呼ばれるグループに「出店」する方法があります。仮想商店街の方が一般的にヒット率(見てもらえる確率)は高いですが、登録料などの費用の発生が考えられます。
また、多くの失敗例は、「つくりっぱなし」「出しっぱなし」から生れています。インターネットを見る側の人たちはマンネリ化したホームページはまず見てくれません。
ホームページを活用して「商い」をすることをEC(エレクトロニック・コマース)と呼ぶこともあります。日経ECなどを参照しながら、常に自ら工夫を重ねていくことが成功への鍵です。
関連URL
日経EC http://bizit.nikkeibp.co.jp/it/ec/
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