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ビジネスチャンス拡大のための公的な支援を教えてください。

A 企業の成長を図るためには、取引先やパートナーの発掘・拡大が必要になります。しかし、経営資源に限りのある中小企業の場合には、自社だけの努力でその目的を達成させることは困難な場合が多いと思われます。以下のような公的支援制度を活用し、ビジネスチャンス拡大に結び付けることが有効です。
1.中小企業総合事業団等による支援
(1)ベンチャーフェアの開催
ベンチャー企業が販売先、事業提携先の発見など、販路開拓に対する努力をおこなう際の支援として、その開発した試作品を大々的に展示・紹介などを行う場を提供するものです。
(2)ベンチャープラザの開催
資金調達、業務提携先などを求めている創造的中小企業(新しい技術やサービスの提供などを行う中小企業)、創業予定者などと、その経営資源提供者(投資家、業務提携先など)との出会いの場を提供します。その出会いの場で、創業予定者などが自らのビジネスプランを発表することにより、各種の経営資源を調達するチャンスを提供するものです。
(3)新規取引先開拓
製品や技術情報のPR、新しい取引先を開拓するにあたっては、中小企業情報統合検索システムが利用できます。 

2.(財)中小企業異業種交流財団による支援
異業種交流会などの事業
 中小企業が技術・ノウハウ・関連情報・人材などの経営資源を発掘し、新たなビジネスチャンスの拡大を図るために、各地域において異業種交流会などの「出会いの場」を提供するとともに、共通の問題意識を持った経営者同士による問題解決型の交流事業を行います。
3.全国中小企業団体中央会、都道府県中小企業団体中央会などによる支援
中小企業組合制度 
1)企業の連携、ネットワーク化、パートナーシップ事業の促進を支援
中小企業が、お互いの不足する資源の相互補完を図り、新規事業開拓やソフト面での共同化を図る事業を行うものです。

2)中小企業組合 
中小企業者が、市場開拓・販売などの事業を共同でおこなうものです。最近では、企業OB、高齢者、主婦やSOHO事業者が、自らの経験、ノウハウ等を生かして、様々な分野で企業組合等の形態で創業されています。
また、組合で蓄積した事業実績をそのまま会社組織に移行し、事業のより大きな成長を指向することを選択する道ができています。


関連URL
 中小企業総合事業団 http://www.jasmec.go.jp
 中小企業情報統合検索システム http://search.sme.ne.jp/
 (財)中小企業異業種交流財団 http://www.igyoshu-fdn.or.jp/
 全国中小企業団体中央会 http://www.chuokai.or.jp
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